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はるな の 生活

新米妻のはるなの日々の生活を綴ってます。生存報告〜〜!(ピンドラ風に

ゲーム感想〜アマツツミ〜

こんにちは。

今日は、初のエロゲ感想になります。

18歳以下の人とネタバレNGな方はここでUターンをお願いします!

 

今日は、最近終わらせたゲームの中から、アマツツミの感想を!

発売されたのは去年の夏だけどね…今更ね…(*´ω`*)

 

オープニング


アマツツミオープニングムービー

 

あらすじ
神代から続く、言葉に力を持つ一族がいた。その隠れ里から、主人公の誠はいつからか脳裏に響くように「いきなさい」と言う声を聞くようになる。誠は里を飛び出し、それから四日目。山中で行き倒れになっていた誠は織部こころという少女に拾われる。

まるで別の世界、別の時代から現れたように浮世離れした誠を見たほたるの母、あずき。その善意にあやかり誠は、井中町という山間の小さな街で二人が切り盛りする喫茶店・折り紙で世話になることになった。だが二人がどれだけ善良であっても、家に異性の他人が存在するという不安は内面的に拭えない。その為に誠は二人の家族として振る舞うことを決めた。里人たちの力ある言葉「言霊」は他者の精神を支配する。かつて水子があったことも下地として作用し、誠は織部家の長兄となった。
だがそんな中で誠はこころの友人で、言霊が影響を及ぼさない、水無月ほたると出会う。突如現れた親友の兄を名乗る存在に戸惑うほたるだが、明かされたその事情は理解できたようだった。そうして誠は彼女の協力を得て、織部家で暮らしながら月乃宮学園に通う、新たな日々を始める。


①評価

S

音楽、グラフィック、物語、全て素敵でした。

あと、ほたるちゃんが好きだから。

 

②攻略順

こころ→響子→愛→ほたる

これは、公式でこの順で話数がでてきたので、一番いい順だと思います。

 

③感想

共通ルート

こころちゃんの家で、主人公は学園に通いながらお店を手伝い、穏やかな日々を送るパート。その中で、ほたるちゃんがちらほら意味深なことを言うので、これからどうなるのか気になって。伏線をまくほたるちゃんでした。中でも「みんなの笑顔と幸せを守ってあげて」というほたるちゃんとの約束は、この物語の最初から最後まで活きていて、感情に乏しかった主人公を形作っていくものになるので印象深く残りました。

ほたるの他の意味深な台詞も、クリア後に見返してみると、どういう気持ちで言っているのかが分かってとても心に響きます。

最初のあずきさんの話ですが、あずきさんとこころちゃんと誠の感情が伝わってきて感情移入しやすかったです。

主人公が、人の優しさ、温かさに触れて、外の世界と里との生活の違いを存分に分からせてくれた共通ルートでした。言霊の本来の力が分かりそれがこれから先の話に繋がっていてとても良かったと思います。

あずきさんも攻略したかった…。

 

こころルート

「兄と恋人になりたくなってしまった妹」の苦悩を見ていられなくなった主人公は、「家族」と「恋人」を天秤にかけ、言霊を解除することを選ぶ。

しかしそれは自分の軽率な行為そのものを反省したわけではなく、好きな女の子を苦しませている重みに耐えきれなくなっただけ。

だから、真実を打ち明け、こころの気持ちを試すのだ。

それが現実逃避でしかないに気付いてはいたけれど、それ以上に良い選択肢は選べなかった――

そう自分の狭量さを責める主人公を、こころは持ち前の優しさで包むのだった。

関係が嘘だったとしても、紡いだ絆は本物だったから。

 

こころちゃんは本当に終始良い子なんだよ~~!!こころちゃんみたいになりたい…!主人公に身体許すの早って思ったけど。

 

ただ、このルートで、「人の心を操る」「人の心を試す」という行為について、主人公にもうちょっと考えてほしかったなって。

 

響子ルート

 

コミュ障の響子は、最初に見たときから近いものを感じると思っていたよ…!

 

幼い頃の響子には、親友と呼べる女の子、鈴夏がいた。

けれど、鈴夏は事故で死に、響子は生き残ってしまう。

元から自分に自信がなく、かつ鈴夏に憧れを抱いていた響子は、生を重ねていくうちに「自分が死に、鈴夏が生き残るべきだった」と思うようになっていく。

その思いが「言霊」の力と共鳴し、「鈴夏の幽霊」が生まれるのだった。

 

けれどその幽霊は、響子の命を費すことで存在できるもの。

生きるべきは響子か、あるいは鈴夏なのか選ばなければならなかった。

 

響子ちゃんのお話は、彼女の持つ霊感について。彼女が受け入れていく様子が描かれます。

 

この件において、三人は三様の主張をします。

 

主人公は「みんなを幸せにする」という約束を根拠に、「みんな」のうちでも殊更大きな存在である響子に生きてほしいと言う。

響子がいなくなった後に残された人のことを考えると、幸せだとは到底言えないだろうから。

だから響子に問う。

「鈴夏のために死ぬことが、響子の幸せなの?」

「生きて幸せをつかむことを諦めなくてもいいじゃないか」

 

対する響子の主張は、こうだ。

 

「生きてこそ、というのなら――それこそ、あんな幼くして死んでしまった鈴夏はなんだったのかということになります」

「自らの死を選んだ鈴夏の意思を尊重するなら、私のこの気持ちも同じこと……」

「そうは、思っていただけませんか」

 

この理論武装で主人公を説得に来た響子ちゃんには、芯のある子なんだなぁと思いました。

響子を否定することは、響子を庇って死んだ鈴夏の生きた意味すらをも否定することに繋がるのだから。

 

だから「鈴夏の幽霊」はその価値観を転換する。

「本物の鈴夏ではない自分が生まれてきた意味」を問い直すのだ。

 

「わたしは、このために生まれたんだよ」

響子がずっと抱えてきた、もやもやした気持ちを解消するために、ね」

「後悔と罪悪感から、響子を解放するために消える――それが私の選んだ道」

 

「鈴夏の幽霊」は、響子の未練や後悔から生み出されたもの。

響子の代わりに死んだ鈴夏の生に意味を見出すのなら、「響子が生きて幸せを掴むことを願っていた」とするしかない。

なのにここで響子が死んでしまったら、その意味をなくしてしまう。

鈴夏の意思を尊重したいと思うなら、「鈴夏の幽霊」の意思も尊重しなければならない。

でなければ、一貫性が取れなくなってしまうから。

 

「だから受け入れて、響子。わたしは言ってみれば本懐を遂げるの」

 

鈴夏も、鈴夏の幽霊も、響子を幸せにするために生まれてきた。

 

もう、命について考えちゃう物語でしたね。物語的に、響子は必要だったよ!

 

 

愛ルート

 

最初に謝ります。ごめんなさい。

パープルソフトさんのつり目強気キャラ、そんなに好きじゃないから愛は思い入れがそんなになく。

 

無茶な力の使いかたをしたせいで、愛にかけられていた「呪い」が浮き彫りになる。

双子の姉への未練に引きずられ、死にかけていた愛を、主人公は想いの力で救うお話。

愛はどちらかというと最初の頃の方がインパクト強いなぁ。一途な愛の救済ルートです。

 

ほたるルート

水無月ほたる」は不治の病に侵されていた。

病魔に蝕まれていくうちに、彼女は言霊のような「力」に目覚める。

その結果、「ほたるのコピー」が生み出され、「オリジナルのほたる」の代わりに生活するようになった。

それが私たちがほたるだと思っていた存在だった。

 

オリジナルのほたるはコピーを羨み、妬み、憎み――だから、一週間ごとにコピーをリスポーンさせることにした。

だから、ほたるはコピーに言った――これ以上死にたくなかったら、私を救う方法を探すのよ。

そして、主人公にはこう言うのだ。

 

「ああ、王子様、魔法は12時の鐘の音とともに解けてしまうのよ」

「急いで! 急いで!」

「わたしが死ねば、あなたが知るほたるも消えるのよ」

「"わたし"が"水無月ほたる"なんだから」

「急ぎなさいよ! とっととわたしを救え!」

 

1周目(ノーマルエンド)の主人公は、ほたるのコピーに自分の魂を吹き込み、"君が本物の水無月ほたるだ"と言霊をかけた上で、オリジナルのほたるを騙し、コピーと真偽を入れ替えて「水無月ほたる」を救っていた。

主人公とオリジナルが死に、コピーだけが「水無月ほたる」として生き残ることとなる。

 

2周目(トゥルーエンド)では、オリジナルのほたるが「恋をする気持ち」を知ったために、自ら魂を譲り、コピーを生かそうとする。

けれど、主人公はその「2つから1つを選ぶ」一周目と同じやり方を認めず、「2つを1つにする」ことを決意する。

 

ほたるちゃんにこんな裏があったとはーーー!って感じでした。

2部構成になっていてほたるエンド1のあとに選択肢追加でほたるエンド2が解放されます。

私的にはエンド1の方がしっくりきて好きです。

エンド2もハッピーエンドで良いんですけど、本物ほたるが心開くのはやくないかなぁって。

ほたるは何度でもあなたに恋をしますって言われてたしオリジナルも誠と相性がいいってのは分かるんだけどそれ含めても。

ずっと病室で1人で両親とも不仲、友人は入院してることを知らない。

そんな中で誠だけが頻繁に会いに来てくれるとなれば意識してしまうということでしょうかね(°▽°)

 

あとはほたるが生きることに必死だった理由が薄いように感じました。

いきなり末期がんだって発覚して入院生活、やりたいことたくさんあっただろうし死にたくない気持ちは分かるけど、ね。

このあたりを深くしてくれたらもっと入り込めたと思うけど、

でもやっぱりほたるちゃんはかわいかったのです!!

 

多分わたしはパープルソフト作品をアマツツミしかやっていないので感動したけど、他のをやってたらどうなのかな??

 

最後に…アマツツミについて。

狭義では「天の罪」、すなわち古事記においてスサノオがアマテラスを引きこもらせるに至った、天界で犯した罪のこと。

この作品においては、「人ならざる者が犯した罪」ということになるのでしょう。

主人公が犯した罪、この世に残したもの。

 

ありがとうございました!