自分ってなにかな?
3月に入りましたね。時が経つのって本当に早い…!
今日はひな祭り。女の子を祝う日ですね\( ˆoˆ )/
我が家のお雛様は押入れにしまわれてますが…。
今回は映画ヒミズを見たのでその感想を書きます。
一言で言うと、生きる希望が湧いてくる作品でした。笑
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東日本震災で被災したある町で、貸しボート屋を営む中学生・住田祐一。母親は蒸発し、蒸発していた父親が帰ってきたものの虐待される日々。そんな彼の夢は「普通に暮らすこと」でした。
しかし虐待に絶えられなくなったある日、衝動的に父親を殺してしまいます。「普通に暮らす」ことが許されなくなった現実に絶望し、“ある考え”を胸に街を徘徊することになります。そんな彼に希望は訪れるのでしょうか…。
絶望した少年・住田と不条理な大人達、住田を一途に想い続ける少女・茶沢をリアルに描いた物語です。
原作は古谷実さんの漫画。わたしがこの作品を見ようと思ったきっかけは二階堂ふみちゃんが好きだから、ってゆうことが第1だったんですけど、見てよかったって思いました。
二階堂ふみちゃんの演技、主人公の染田将太さんお二方の演技、素晴らしすぎて作品に入り込んでしまいました。
やはりこの作品でキーになってくるのは、住田少年に対して茶沢が繰り返す、ヴィヨンの詩の「軽口のバラード」の一節だと思います。
―牛乳の中にいる蝿、その白黒はよくわかる
どんな人かは、着ているものでわかる
天気が良いか悪いかもわかる
林檎の木を見ればどんな林檎だかわかる
樹脂を見れば木がわかる
皆がみな同じであれば、よくわかる
働き者か怠け者かもわかる
何だってわかる、自分以外のことなら。ー
自分のことを知るのが一番難しい。鏡でしか自分の姿は見ることができないように。本当にそれは思います。
だって自分て何がしたいとか、何のために生きてるとか、一生かかってもわからないと思うし、わかっちゃったらむしろダメな気がするから。それを探すための、人生なのかなって思うから。
自分を形作ってるものって、先天的なものと後天的なものがあって。
先天的なものはもちろん遺伝によって親から受け継いだもの。
後天的なものは家庭環境とか、生活環境で与えられたもの。
遺伝的なものは変えられないかもしれないけれど、形作ってるものの大半は後天的なものな気がするから。
だから色んなことをして、刺激を受けて、知識をつけていきたい。
今のわたしはドイツについて、知識をつけていきたいなぁ。せっかく行くから。
みなさんも、一緒に夢を探していきましょう★