映画の感想~パトリオットデイ~
こんにちは!お久しぶりです。
今日は、映画の感想を書きます。
先月鑑賞した、パトリオットデイ。
すごくいい作品で、感想を書こう書こう、と思っていたのですが、
気合が足りず、一か月たってしまいました;;
パトリオットデイのあらすじは、2013年、ボストンマラソンで起こった爆弾テロと、その犯人逮捕までのお話です。
本作で描かれるのは爆弾テロ事件の裏側。知られざる英雄たちとテロリストたちの激しい攻防を描いた物語です。
日本に住んでいると、どうしても平和ボケといいますか、、、自分はテロに遭うわけがない、と思ってしまいがちですが、世界には宗教の違いなどで争いがおこることもあると再認識しました。今やテロは他人事ではありませんよね。
主に、銃撃シーンや事件発生時の緊迫感は上手く演出されており、爆発後の映像は本当にリアルで、目をそむけたくなりました。
テーマは「愛の力」。まずはテロ発生までのそれぞれの人物を丁寧に描いてます。 警察関係者や被害者や加害者の行動を同時進行で見せてくれてます。 そのせい、といいますかおかげといいますか、被害者の方々に感情移入してしまい、辛かったです。胸が痛くなりました。
後半は逃亡する犯人とそれに屈せず、解決しようとするボストン市民の結束が見どころです。犯人たちの逃走中や逮捕劇には緊迫感には、手に汗を握りました。
アメリカというとテロに対し「目には目を、歯には歯を」のスタンスで武力報復する傾向がありますよね、でもこの作品ではそのような解決をしません。
多くの人を巻き込んだ危機に対して人々が団結し、そのことで心身共に傷付いた者同士、又は家族や仲間が励まし合い、助け合って乗り越えていくことを本訴えています。
「どんな事件が起きようと僕らには愛があって、悪魔だって愛には勝てない」という言葉が作中にでてきます。 どの国の人々も愛する気持ちは同じはず。 神への愛、家族への愛、友達や恋人への愛、、、 きっと同じはずなのに、どこかずれて それを自分の価値で正当化しようとしてしまう気持ちが寂しいです。
この作品を多くの人が見て、愛の力を、信じてくれるといいな、と思いました。