はるな の 生活

新米妻のはるなの日々の生活を綴ってます。生存報告〜〜!(ピンドラ風に

映画の感想〜ツレがうつになりまして〜

こんにちは~
2017年下半期最初のブログです!
映画の感想になります。見たのは結構前なんですが。
原作はみなさんご存知の通り漫画です。

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売れない漫画家の髙崎晴子はパソコンサポートセンターで働く幹男と結婚して5年経ち夫をツレと呼んでいます。
ツレは几帳面で毎朝弁当を自分で作り曜日ごとに決めているチーズを必ず入れ毎日締めるネクタイも曜日ごとに決めています。
ある日、晴子はツレに起こされると毎朝作る弁当を放棄し「死にたい」と口にしました。
頭が痛いというので晴子は風邪だと思い仕事を休んで病院に行くよう進めると加茂先生から鬱病と診断されます。
 
神経伝達物質の放出量が不足し情報伝達がうまく行われず落ち込んだ状態から脱出できない」
晴子は鬱病を詳しく調べると、ツレは以前から食欲なかったり頭や背中が痛いと言ったり怠いと言ったり鬱病の初期症状があったことに日記を読んで気付き、晴子は今まで軽く流して聞いていたことを謝罪した。
 
ツレは鬱病になったことを仕事場で話すが、部長から、みんな忙しくて鬱病みたいなもんだからリストラにあった人達の分まで頑張れと言われます。
晴子は母親からのアドバイスで野菜料理を中心に料理をするがツレが疲れきって帰宅したので、
「割れないことに価値がある、仕事を辞めよう。辞めないなら離婚する」と告げます。
そして「出来ないことはしない、無理はしない」と晴子はツレに言います。
薬物療法心理療法、原因となっている環境や人間関係を整理するなど治療法はあるが1番は休養することでありセロトニンを増やす食事を晴子は用意します。
 
ツレが退職する日、同じ電車に乗った晴子は今まで混雑する電車に乗って頑張っていたことを知り感謝を伝え明日から乗らなくていいんだよと言うとツレは泣いてしまいます。
 
退職後、ツレは何があっても、自分に関係がないことでも、申し訳ないと自分を責め布団の中で泣く日々が続き。。
 
貯金が減っていく一方でありなんとかしなければと思う晴子は、出版社に行き「ツレがうつになりまして。」仕事をくださいと頭を下げにいきます。
鬱病は偏見や誤解があって誰も分かってくれないと思っていたが晴子はそれは自分だと気付き、「ツレがうつになりまして。」人に言えたことが晴子は嬉しかったのです。

 

ある日、出版社から鬱病の編集者が書いた自己啓発本の各章にイラストを書いてほしいと仕事が入りました。
ツレの調子が良い日が続いていた頃、忙しくなった晴子は横からずっと話しかけてくるツレにイライラをぶつけてしまいます。
イラストを描き終わった晴子はツレを探すと風呂場でタオルを首に巻いて自殺を図ろうとしていました。
晴子がすごく遠くにいるように感じて自分の存在に意味ないと思ってしまったのです。
「ツレはここにいていいんだよ、ごめんね」
晴子は人の意見は関係なく描きたいものを描こうと決めたらそれは身近にあった。
こうして、晴子とツレは夫婦で向き合っていく。
 
この映画は、「うつ」についての映画というより、「夫婦とは何か?」について考えさせられる作品でした。
結婚式のとき、「富めるときも、貧しきときも、健やかなるときも、病めるときも……」という、定番の「誓いの言葉」がありますよね。
この映画でも、その場面が出てくるのですが、あのとき誓った気持ちを、何年、何十年と持続するのは、本当に難しいことなんだろうな、と感じます。
でも、夫婦は二人三脚、ずーーーーっと一緒に歩いていくもの。
わたしも、いろんな夫婦の形があると思うけれど、そんな十人十色の夫婦の形を
自信を持って幸せに築いていきたいな、と思いました。

 

 

 

 

 
 
 
引用範囲
「うつは心の風...してしまいます。